ブログ4号(大山三鈷峰ユートピアお花畑は終わりかけ)
<今回のテーマ>
・日本百名山(&中国百名山(鳥取))
・花(ソバナ、クガイソウやシモツケ等ユートピアのお花畑)
・動物(キアゲハ)
・歴史(大神山神社、源平合戦宇治川の先陣)
お花最盛期に大山三鈷峰ユートピアのお花畑に行きたかったが、今年2013年7月末の週末は天候が悪くTRYするも途中で断念(大雨で雷も鳴ったよ)。やっと行けた8/11ではもうお花畑は終わりかなと思いつつ登りました。
スタートは大山寺入口(山門)。時間は7:45。今回は大山寺には入りません。後日行きたいと思います。
大山寺入口を左折すると、大神山神社奥宮入り口の鳥居です。ここから参道を徐々に登ります。大神山神社の創建は平安時代とも言われていますが、詳細は不明だそうです。そういえば、古くから大山は大神岳(=大神山)と呼ばれていたそうです。まさに大山の神社ですね。
鳥居をくぐると、源義経が木曽義仲を追討した宇治川の戦い(1184年)の中で、梶原景季(かげすえ)と先陣争いをしたことで有名(平家物語)な佐々木高綱が寄進したと伝えられる地蔵がある。宇治川の戦いで功名を得た高綱は山陰道周辺国の守護に任命され、この地に来た。
大神山神社奥宮への参道は石畳。朝日が射してきれいでした。ちなみにこの参道は自然石の参道としては日本一長い(700M)と。
大神山神社奥宮の神門。表と裏が反対(かんぬきが外側にある)になっていることで有名らしい。
現在の奥宮は文化2年(1805年)竣工となっている。
奥宮拝殿です。お賽銭を払い登山の無事を祈りました。
大神山神社は大国主の命が祀ってあるとのこと。出雲大社を始め多くの神社で大国主の命を祀っている。
奥宮の脇に登山口があります。
いきなりヤマジノホトトギスが迎えてくれました。
登山口から15分ほど登ると林道に出会います。前回は大雨に遭い、ここであえなく下山。この林道を下りました。今回リベンジだ。
林道沿いにソバナが咲いていました。音符みたいでしょ♪。
ソバナはハンドベルにも見えます。
エゾアジサイ
道のわきにはソバナが多いです。
ホツツジです。
花を見ていたら、右手に大山北壁が見えてきた。迫力がある。
ヌスビトハギ
ピンクのエゾアジサイ
大山北壁良く見えてきた。
三鈷峰西壁です。
ホソバノヤマハハコ
中宝珠越です。ようやく行程の半分くらいです。
中宝珠越から先は悪路がちょくちょく出てきます。
シモツケソウが現れました。
ミヤマシシウド
ソバナが応援してくれているようです。
木々の間から見る北壁。真ん中あたりは崩れた砂がたまっていいるようです。
最高峰の剣ヶ峰から弥山に連なる稜線。
ユートピア小屋が見えてきました。
道は結構ガレている所もあり、気が抜けません。しかもかんかん照りで暑い。喉がかわく。
これまで来た道を振り返りました。
ホソバノヤマハハコ。たくさん咲いていた。
上宝珠越です。ここから元谷の砂滑りの道に降りられます。
砂滑りへの道標。
三鈷鋒が見えてきました。
クサボタン
シモツケソウがまだきれいです。
青いエゾアジサイがありました。
三鈷鋒とお花畑の鞍部についた。これからお花畑に登ります。
イヨフウロは満開のようです。
谷側の下の方にクガイソウがまだ咲いていた。
クガイソウは遠い所にきれいに咲いていた。
クガイソウに近づけないのが残念。
振りかえると三鈷峰が見える。
シモツケソウは終わりかけかな。
アザミ
イヨフウロはきれいでした。
コオニユリ
ユートピア避難小屋です。簡易トイレがある。
登山道から近くにあるクガイソウはこのようにもう終わりかけていた。
クガイソウ
クガイソウが名残惜しいです。
鞍部に戻って三鈷峰を目指します。ガレていますね。
やった。三鈷峰山頂に着きました。鞍部から10分ほどです。奥は船上山、甲ヶ山、矢筈ヶ山の稜線。
三鈷峰から眺める大山主稜線です。現在は一般道としては通行不能。左の峰より、天狗ヶ峰、剣ヶ峰(最高峰;1729M)、弥山(現在登山可能な最高峰;1709M)。
三鈷峰の頂上にはケルンがありました。
ユートピア小屋から剣ヶ峰への稜線。小屋の少し上の象ヶ鼻より先は一般道としては通行不能。
通行不能のはずですが、登る人はいるようです。一般の登山者はやめましょう。
三鈷峰頂上に一匹キアゲハがいました。
せっかくだからキアゲハをたくさん撮りましょう。撮ったのは一匹で全部同じキアゲハです。
シモツケソウに止まりました。
結構近いです。
前から見てみました。
羽根を広げるとがきれいですね。実はアゲハは一旦花に止まると、すぐ羽根を閉じてしまう。だからあせってシャッターを押しました。でも、人気を感じて逃げても、すぐとこかの花木に止まるんです。だから結構撮れました。それではさあ戻ろう。実はこれからの下山が大変でした。水分を取り過ぎて、残りの水が少なくなってしまった。しかも猛暑でかんかん照り。バテました。
三鈷鋒の降り口直下には、結構危険な箇所もありました。
三鈷峰の頂上から2時間かかって、下宝珠越に着きました。ヘトヘトですが、ここまでくれば大分安心です。気を抜かずに下山しましょう。
・日本百名山(&中国百名山(鳥取))
・花(ソバナ、クガイソウやシモツケ等ユートピアのお花畑)
・動物(キアゲハ)
・歴史(大神山神社、源平合戦宇治川の先陣)
お花最盛期に大山三鈷峰ユートピアのお花畑に行きたかったが、今年2013年7月末の週末は天候が悪くTRYするも途中で断念(大雨で雷も鳴ったよ)。やっと行けた8/11ではもうお花畑は終わりかなと思いつつ登りました。
by yamaore
| 2013-08-14 21:25
| やま